宇部出身の大田さん夢かなう、マリメッコの秋・冬担当

母校で特別講義をする大田さん(県立大で) 宇部市出身で県立大卒業生の大田舞さん(31)が、日本人として初めて、世界的に人気を集めるフィンランドのナンバーワン・アパレルブランド「マリメッコ(marimekko)」のファションデザイナーとしてデビューすることが決まった。今年の秋・冬物から「マイ・オオタ」デザインが国内外に並び、「国際舞台で活躍するデザイナー」という学生時代からの夢がかなう。

大田さんは常盤小・中、宇部中央高を経て、2003年3月に同大生活科学部環境デザイン学科を卒業。同年4月に同大大学院に入学し、9月からフィンランド国立アールト大(当時・ヘルシンキ芸術デザイン大)の大学院に留学した。修了後は同国でデザイナーとして勤務。「ハナ・サレーン」や「マリメッコ」の社員としてキャリアを積み上げ、チャンスをつかんだ。
マリメッコは、鮮やかな色と大胆なデザインのプリントで知られるブランドで、服飾だけでなく生活雑貨も発信している。
大田さんは社員時代にかばんのデザインを担当。その才能が評価され、今年1月にフリーのデザイナーとなって同社の製品デザインを任されることになった。名前の出ない社員と違い、今後は「マイ・オオタ」の作品として出回ることになる。
県立大時代の恩師で、アールト大やマリメッコと深い関わりを持つ水谷由美子同大教授(服飾デザイン・文化マネジメント)は「入学直後に『世界的なデザイナーになる』と言ったのを今でも覚えている。とにかくモチベーションが高く、やる気と積極性が光っていた。留学のきっかけは与えたが、デザイナー契約までの道のりは本人の実力」と、活躍ぶりをうれしそうに話した。
大田さんは11日、夏休みの帰国に合わせて母校で特別講義を行った。後輩たちを前に「幼いころから絵を描くのが好きで、高校時代にファッションに目覚めた。デザインを学ぼうと志してからは、常に可能性を探ってきた」とエネルギッシュな生きざまを振り返り、夢を持つことと努力することの大切さを指南した。

カテゴリー:教育・文化2011年7月13日

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