有帆小で初の水害避難訓練

素早く避難する児童(有帆小で) 有帆小(江中幸夫校長、207人)で28日、水害避難訓練が行われた。児童は各教室から避難先の2階の多目的ホールに素早く移動し、緊急時の対応を学んだ。

同校では地震、火災、不審者対応の訓練は毎年行っているが、水害対練は初めて。校舎は有帆川沿いに位置し、おととしには大雨時に運動場が冠水したこともあった。通学路には用水路が多く、増水時は危険なことも踏まえ、地域の実情に合った備えが必要との考えで実施した。
訓練は、児童登校後に集中豪雨で洪水警報が発令され、有帆川も避難勧告が出るような水位に達し、市内では避難勧告、土砂災害警報も発令されたという想定でスタート。
「洪水警報が発令されたので、先生の指示に従って多目的ホールに避難してください」という校内放送が流れると、児童はクラスごとに先生の後に付き、黙って素早く多目的ホールに集合した。校内放送終了後から避難確認までの時間は2分58秒だった。
訓練終了後、江中校長は「大事なことは、早く安全に避難すること。自分の命は自分で守らなければならない。洪水の時は、この多目的ホールが避難場所。どこを通って避難したか、よく覚えておいて」と子供たちに呼び掛けた。
江中校長は「東日本大震災で防災に対する今までの考えは覆されたと感じている。今回は水害時の避難訓練を初めて行ったが、津波に対しての避難場所なども考えておかなくてはならないと思う」と話した。

カテゴリー:教育・文化2011年6月29日

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