紙芝居「渡辺祐策翁」完成、安井さん(ふるさとコンパニオン)自ら文と絵

紙芝居を伊藤会長に寄贈する安井さん(右、宇部観光コンベンション協会で) 宇部興産の前身に当たる沖ノ山炭鉱を創業し、成した財で産業振興、社会基盤の整備など、宇部市発展に尽くした渡辺祐策の偉業を伝える紙芝居「渡辺祐策翁~宇部の発展に生涯をかけた男」が完成した。作者で、市ふるさとコンパニオンの会の安井敬子さんが19日、宇部観光コンベンション協会(伊藤隆司会長)に寄贈した。

観光ボランティアガイドに携わり、同協会の総務部会長も務める安井さん。「宇部の発展に尽くした人たちにスポットを当てたい。始めるなら渡辺翁から」と、昨秋から制作に取り掛かった。当時、文章はほぼできており、絵を描いてくれる人を探したが、市制施行90周年に間に合わせるため、自身が色鉛筆とパステルクレヨンで仕上げた。
紙芝居はA3判で10枚。宇部の地名の由来に始まり、少年時代のエピソード、実業家としての苦難と成功、社会貢献をつづり、国の重要文化財に指定されている記念会館の7本の柱(興した会社をイメージ)にまつわる話で締めくくった。特に「有限の鉱業から無限の工業へ」「共存同栄」は紙芝居の1場面を使い、分かりやすく説明。一部、郷土の研究資料を参考にしたが、多くの偉業は知識として持っており、凝縮するのに苦労したという。
同協会を訪れた安井さんは、紙芝居を上演した後、伊藤会長に手渡した。今後は同協会のホスピタリティー推進委員会(江見恵子委員長)が、イベントや出前講座での読み聞かせ、貸し出しなどで活用する。
ラインアップは「常盤公園ものがたり~ときわ湖を造った男(ひと)」「赤間硯」に続く6作目。江見委員長は「今、紙芝居はブーム。来年3月に常盤公園で行われる紙芝居全国大会でも披露し、宇部をPRしたい」と語った。
同協会によると、昨年6月から今月10日までに35件の貸し出し実績があるという。

カテゴリー:教育・文化2011年5月20日

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