小野田郷土史研究会が「窯業の里小野田」を発行

3年間の調査結果がまとめられた「窯業の里小野田」 小野田郷土史研究会(酒井秀介会長、37人)はこのほど、研究叢誌(そうし)「窯業の里小野田」を発行した。2008年から3年間かけて、会員が市内に残る窯や瓶垣、れんが塀といった小野田の窯業の歴史を示す場所を調べて書き上げた調査票をまとめている。A4判、98㌻。

調査している場所は、宇部・美祢・山陽小野田産業観光バスツアーのコースにもなっている旦の登り窯や三好邸の瓶垣など72カ所。旦地区だけでなく、高泊の浜や郷地区、有帆共和町など、かつて製陶所や窯があった所を中心に、市内各所を調べている。
酒井会長は「私有地がほとんどなので、了解を得るなど、調査にはいろいろ苦労も多かった」と話す。中には、既に自然に戻りつつあり、近づきにくい場所もあったという。
調査票には現状の写真、場所を示す地図、規模、使われた形態、材料などが細かに記されている。酒井会長は「調査した場所は、道沿いにあり、誰でも見学できる所も多い。この冊子を目にした人が、散歩がてら市内を歩いて、窯業で栄えていた当時の小野田の様子を感じてもらえればうれしい」と話した。
冊子は、同研究会が30冊を市教育委員会に寄贈しており、市内の小・中学校に1冊ずつ配布してあるほか、中央図書館、赤崎分館、高千帆分館、厚狭図書館にも置かれている。
また、5月6日からは歴史民俗資料館で販売を開始する。価格は1500円(税込み)。ただし部数に限りがある。
問い合わせは同資料館(電話83─5600)へ。

カテゴリー:教育・文化2011年4月26日

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