厚陽小児童が森林体験学習

ヒノキを輪切りにしようと、のこぎりを引く児童(厚狭立石の市有林で) 2012年4月開校予定の厚陽小・中一体型連携校建設で使用する木材の現地見学授業「見ちゃろう僕たちの学校林」は20日、山陽小野田市厚狭立石の市有林であり、厚陽小(久賀武校長、101人)の5年生13人が、伐採の様子を見学した。市、市教育委員会、カルスト森林組合、県美祢農林事務所主催。

厚陽小・中一体型連携校では、床、天井、窓枠などの内装材に、市有林のヒノキを利用することが決まっており、児童が林業への理解を深め、森林の機能や役割を学ぶ目的で実施した。
見学した市有林は、JR湯の峠駅北側から入る林道金比羅線の最奥にあり、美祢市との境に近い。樹齢50~60年のヒノキやスギが多く育っている。
最初に県美祢農林事務所の西島奈緒さんから、森林が果たしている機能の説明を受け、水を蓄え、二酸化炭素を吸って酸素を出し、空気をきれいにするなど、目には見えない重要な役割を学んだ。
続いて、カルスト森林組合の作業員による伐採を見学。チェーンソーを使って樹齢50年ほどのヒノキを切り倒す様子やハーベスターという重機でヒノキを伐採し、長さ3~4㍍の丸太にしていく過程を目の当たりにした子供たちは、その迫力に「おぉ~」と驚きの声を上げていた。
体験学習では、伐採したばかりのヒノキをのこぎりを使って輪切りにする作業に挑戦。「手が痛い」などと言いながら、慣れない手つきでのこぎりを一生懸命に引いた。中村匡志君は「木を切るのが大変なことが、よく分かった。新しい校舎ができるのが楽しみ」と話した。
同校の新校舎は、見学した厚狭立石と厚狭の秋山ため池周辺の計2カ所の市有林からヒノキ約600本を伐採し、利用することになっている。
児童に伐採作業の説明をしたカルスト森林組合の高須修三課長は「林業の現場を知る貴重な経験になったのでは」と語った。

カテゴリー:教育・文化2011年4月21日

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