宇部ユネスコ英語暗唱弁論大会、中学校は桂さん優勝

中学校の部の入賞者(上)と高校の部の入賞者(文化会館で) 第52回宇部ユネスコ英語暗唱弁論大会は19日、文化会館で開かれ、中学校の暗唱の部は桂寧々さん(厚南2年)、高校の弁論の部は寺田眞琳さん(サビエル1年)が優勝した。宇部ユネスコ協会、市教育委員会、宇部日報社主催。

英語を話し、聞く力を高め、実用的な英語の普及と振興を図り、国際的な人材を育成するのが目的。中学校の部には19校から33人、高校の部には7校から10人が出場した。審査は、県立大国際文化学部の岩野雅子教授ら5人が行い、中学校の部で10人、高校の部で5人の入賞者を決めた。
昨年の大会は2位で、今回念願の優勝を果たした桂さんは、1992年の国連総会で、カナダに住む13歳の少女セヴァン・スズキが行ったスピーチを暗唱。オゾン層の破壊などに警鐘を鳴らす内容で、ジェスチャーを交えながら力強く発表した。「客席の一人一人に訴え掛けるように暗唱した。優勝できて、涙が出るほどうれしい。将来は海外で子供たちに読み書きを教えるボランティアがしてみたい」と語った。
中学時代に続いて2回目の出場となった寺田さんは、自作の原稿「It’s right to write(手書きの勧め)」で発表。広島の原爆資料館を訪れた際に、ある小学校の壁の資料に目が留まった。無事を知らせてほしいという手書きの伝言は、母親がわが子に宛てて書いたもので、心を打たれた。字体から伝わってくる思いがあること、便利なメールもいいが、たまには手紙を書いてみようと呼び掛けた。「学校でのリハーサルでは頭が真っ白になって失敗し、不安な気持ちで本番を迎えたが、壇上では発表を楽しめた。英語を生かして、大使館で働くのが夢」と喜びを話した。
審査講評で岩野教授は「英語のスピーチは、繰り返し練習すること、人に見てもらうこと、自分の話す姿をビデオカメラで撮影して自分でチェックすることで、どんどん良くなっていく。弁論の原稿を作る際には、ありきたりの主張にしないために、鍵となるメッセージを入れ込むこと、構成をよく練ることを忘れないで」とアドバイスした。
入賞者は次の通り。(敬称略)
▽中学校の部①桂寧々(厚南2)②藤井杏香(同)③向上沙希(慶進2)④沖野佑真(常盤2)⑤伊藤優香(桃山2)⑥西田拓海(黒石2)⑦美濃加菜(防府・華西2)⑧岡本莉果(小野2)⑨山本彩夏(上宇部2)⑩井上優香(山口・野田学園2)
▽高校の部①寺田眞琳(サビエル1)②タイアナ・ベアトリーチェ優花(宇部1)③大木香奈子(サビエル1)④檜垣賢一(宇部フロンティア大付属香川2)⑤垣原正俊(下関中等教育5)

カテゴリー:教育・文化2011年2月21日

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