子供市議会、6年生11人が登壇

onodakodomogikai.jpg 山陽小野田市の次代を担う小学生が、古里の将来像について市の執行部に聞く子供市議会が2日、市役所の市議会本会議場で開かれ、6年生11人が住み良い町をつくるための質問や提案をした。市ふるさとづくり推進協議会主催、市、市議会、市教育委員会共催。

市議会一般質問の模擬体験を通して、市民の一員であることを自覚し、将来のまちづくりに関心を深めてもらおうと毎年、開いている。今年で5回目。高千帆、小野田、赤崎、厚狭、出合、津布田の市内6校から代表の児童が参加した。
主催者を代表して長谷川真幸市ふるさとづくり推進協議会会長が「新しい世の中、未来を背負っていく皆さんが、自分の考えをしっかり述べ、それが住み良い町づくりに役立つことを期待する」とエールを送った。
この後、順番に登壇し、10分間の持ち時間で質問戦を繰り広げた。赤崎小の田平凌大君、縄田美蘭さんは「みんなが放課後に遊ぶ赤崎運動広場に、時計や電灯を設置して」と要望。江沢正思教育長は「時計台は1基設置するのに60万円が掛かり、市内の四つの運動公園全部に一様に設置すると、240万円が必要になる。外で遊ぶことは大切なこと。太陽の傾きで大体の時間を知ることができるように、自然から情報を得る力を育むことは有意義。夏場は午後6時、冬場は午後5時に商工センターなどからサイレンが流れるので、耳を傾けてほしい。暗くなる前に帰宅するように」と答弁した。
昨年7月に床上、床下浸水約900世帯、山陽地区約9000世帯で4日間の断水を余儀なくされた厚狭川のはんらんを受けて、厚狭小の重村一海君は「災害の起こらない町づくりに、どう取り組んでいるか」、金山結美佳さんは「ボランティア隊の整備を」と訴えた。
公共施設にユニバーサルデザインを普及させる一環で「きらら交流館のトイレに手すりの設置を」と要望した出合小の沢重美和さんには、池田忠妃己教育部長が設置を約束。子供たちの訴えが早速、行政を動かした。
講評に立った白井博文市長は「内容のある質問ばかりで驚いた。この町の未来のために考え、汗を流す市民憲章の精神に沿って、皆さんも頑張って」と激励した。

カテゴリー:教育・文化2011年2月3日

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