市食育推進計画の素案まとまる

 山陽小野田市食育推進計画策定協議会(会長・溝田美苗宇部フロンティア大短大部食物栄養学科講師、十三人)はこのほど、市食育推進計画の素案をまとめた。生産から消費まで循環する「ねたろう食育サイクル」を提唱したり、食育の大切さを広くPRする人材を養成する「ねたろう食育博士」認定事業に取り組んだりする。素案に対する意見公募(パブリックコメント)を十二月十四日まで行っている。

ライフスタイルの変化に伴い、食を取り巻く環境が大きく変化し、食生活の乱れや伝統ある食文化の喪失などが問題になっている中で、今年六月に発足した策定協議会が四回にわたって、あるべき食の姿の指針となる計画を練っていた。
計画期間は二〇一一年度から一五年度までの五カ年。基本理念には荒地を豊かな水田に変えた「三年寝太郎伝説」がある市の特性を生かし、食で潤うまちを具現化した「ねたろう食育サイクル」をイメージに掲げた。
具体的には「ね」は「狙いは地場産!健康的に食べ物を選ぼう」、「た」は「楽しくおいしく食べよう」、「ろ」は「老若男女みんなで食資源を無駄なく使おう」、「う」は「生まれてくる食べ物の命に感謝しよう」の頭文字をつなげて、食の選択―消費―再利用―生産を循環させる。
昨年十一月に子供(小学五年、中学二年)と大人合わせて千八百三十六人を対象に行った食育に関する市民意識調査で明らかになった食をめぐる課題を解決し、ねたろう食育サイクルを推進するため、テーマごとに目標値も設定した。
食育に関心がある大人61・2%を目標年度の一五年度には100%とする。市の食材・特産品を知っている人は子供52・6%、大人47・0%を80%以上に。地元に伝わる料理を家庭で食べている人は子供32・3%、大人67・6%をいずれも80%以上にする。
生ごみを減らす工夫をしている大人81・6%を100%に、家庭で野菜などの栽培や収穫をする大人62・2%を80%以上にする―など十項目で具体的な目標値を設定している。
ねたろう食育博士養成制度は、食に関心を持ち、健全な食生活を実践し、食育の大切さを広くPRできる人材を養成するシステム。ねたろう食育サイクルのテーマごとに四講座を受講し、筆記試験で合格すると「ねたろう食育博士」に認定される。
素案は市のホームページのほか、市保健センター、小野田保健センター、協働推進課、総合事務所地域活性化室、南支所、埴生支所、公園通出張所、厚陽出張所で閲覧できる。意見の提出は郵送(〒757―8634山陽小野田市鴨庄九四、市保健センター内健康増進課)、ファクス(71―0673)、メールで。市ホームページの電子申請システムでも応募できる。
書式は自由だが、住所、氏名(ふりがな)または団体の名称、代表者氏名、事務所の所在地、電話番号を明記する。住所・氏名が公表されることはない。意見などについては内容を検討し、市としての考え方を示した上で公表し、必要なものは計画に反映させる。

カテゴリー:教育・文化,その他の話題2010年11月18日

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