黒石中「福祉体験」卒業までに9講座

片手でリンゴの皮をむく生徒(黒石中で) 黒石中(本池純校長、三百八十人)で十一日、福祉体験活動講座が開かれた。全校生徒が車いすの介助や手話、点字、高齢者の疑似体験などに取り組み、不便さや苦労を肌で実感。思いやりの心をはぐくんだ。

障害者や高齢者に対する理解を深め、率先して困っている人の支援ができるよう、一九九六年から取り組んでいる講座。盲導犬利用者の講話、アイマスクを着けてのブラインドウオーク、介護、防災など九つの講座があり、卒業するまでの三年間ですべてを経験する。
料理講座では片手が不自由な場合と視覚障害を想定して、フルーツポンチを調理。片腕をつった状態で、自助具を使いながらリンゴやキウイ、バナナの皮をむき、アイマスクを着けて果物も切った。生徒たちは慣れない作業に大苦戦。恐る恐る包丁を動かしていた。
車いすやブラインドウオークはペアを組み、途中で介助を交代。技術の習得だけでなく、障害のある人に不安を与えないよう、声掛けの重要性も学んだ。
高齢者の疑似体験では、白内障を体感するゴーグル、耳栓と、ひじ・ひざを曲げづらくする拘束具、重りを装着。▽はさみで封筒を開ける▽辞書や電話番号帳で調べる▽買い物でお金を出す▽階段の昇降─などの課題に臨んだ。

カテゴリー:教育・文化2010年11月12日

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