歴史民俗資料館の小企画展示室リニューアル

懐かしそうに展示物を見る来館者(歴史民俗資料館で) 栄町にある歴史民俗資料館(真鍋雅充館長)の二階小企画展示室が五日、リニューアルオープンした。展示室は「くらしと道具のタイムカプセル」と名付けられ、明治時代から昭和三十年代(一九五五年―)の生活用品約八十点が並べられている。

 高齢者の脳の活性化やコミュニケーションスキルの向上に有効とされ、心理的安定を図る心理療法としても知られる回想法(思い出語り)に取り組む施設が増えているのを受け、同館の展示資料を多くの人に活用してもらおうと小企画室を改装した。
 生活家電では昭和三十年代のテレビや電話、足踏みミシン、明治時代の竹洋灯、雑貨では戦前戦後の婦人雑誌、尋常小学校の教科書を展示。当時の薬やたばこも並べられている。展示物のほとんどは、市民から寄贈されたものという。
 同館を訪れた保健センター主催の健康ウオークの参加者もリニューアルした展示室を見学。「これ昔使った。懐かしいね」など、思い出話に花を咲かせていた。
 同館学芸員の石原さやかさんは「回想法に利用するだけでなく、誰もが楽しめるようにという思いで大きくリニューアルした。子供たちにとっては見たことのないものばかりで、高齢者には懐かしく思い出深いもの。展示物を通じて、世代を超えたコミュニケーションが生まれれば」と話した。
 展示は準常設で、季節に応じて展示物の入れ替えも予定している。開館時間は午前九時-午後五時。休館日は月曜・祝日。問い合わせは同館(電話83─5600)へ。

カテゴリー:教育・文化2010年11月6日

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