厚東中夢太鼓、11月7日の県中学校文化祭に出演

早朝練習に励む出演者たち(厚東中体育館で) 厚東中(佐伯玲子校長、五十六人)の朝は、勇壮に打ち鳴らされる太鼓の音から始まる。十一月七日に萩市民館で開かれる県中学校文化連盟の第六回総合文化祭に向けて、生徒たちの早朝練習にも気合が入ってきた。

 三年生十人、二年生九人、一年生七人の計二十六人が「厚東中夢太鼓」として出演。新組曲「KOTO─夢の彼方(かなた)へ」を披露する。
 秋季大運動会の終了後、メンバーを募集。九月二十一日から本格的に練習を開始した。午前七時すぎから準備を始め、七時半には全員がそろう。土曜日も部活を前に自主練習に取り組んでいる。早朝練習を主にしているのは、文化祭の準備もあるためだ。
 構成は、たる太鼓十八台と和太鼓九台、リズムを取る竹太鼓が一台。たる太鼓は、二俣瀬車地の永山本家酒造場から寄贈されたもの。和太鼓は、昨年の第三回県総合芸術文化祭「子ども夢プロジェクト」に採択された際に購入した。
 たる太鼓と和太鼓の共演は珍しく、同校が旧厚東中と旧二俣瀬中が統合して誕生(一九五八年)した経緯を象徴。両地域のきずなの深さも示している。
 太鼓演奏は、運動会の応援に一部取り入れられたものを、二〇〇七年の統合五十周年を機に見直し、翌年の運動会から組み体操の代わりに、全校生徒で実施するようになった。
 演奏曲は、子ども夢プロジェクトで披露した舞台にアレンジを加えた。担当の内田泰雄先生は「昨年は〝速さ〟を重視していたが、今年は〝見せる、聞かせる舞台〟が目標」と語る。演奏者の気持ちを一つにまとめ、ばちの位置や傾け方まで細かな指導を行ってきた。
 仕上がりは間近。生徒たちは息の乱れもなく、迫力と躍動感あふれる演奏を繰り広げている。
 佐伯校長は「地域で太鼓の指導を受けている生徒も多い。お世話になった地域への感謝の気持ちが、見ている人にも伝わる舞台になれば」と見守っている。
 本番当日の出演者たちの衣装は、シャツやズボン、鉢巻き、リストバンドに至るまで全身黒ずくめにする予定。ばちさばきを際立たせる。

カテゴリー:教育・文化2010年10月29日

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