日本フィル公演、市民魅了

演奏する団員たち(記念会館で) 第三回宇部興産グループチャリティーコンサート「日本フィルハーモニー交響楽団・宇部公演」は十日、記念会館であり、本番を待ちわびていたクラシックファンたちが、日本を代表するオーケストラが奏でるチャイコフスキーの名曲に聞き入った。

公演前日には、アクトビレッジおのと宇部興産中央病院で同楽団メンバーによる「ふれあいコンサート」もあり、中学生と入院患者が間近で生の演奏に触れた。宇部興産(竹下道夫社長)主催、渡辺翁記念文化協会、宇部好楽協会共催。
音楽を通じて、地域文化の振興に貢献しようと行っているコンサート。入場料収入は全額、地元の音楽関係団体などに贈る。今年は、記念すべき二〇一一年の市制施行九十周年への機運を高めるためのプレイベントと位置付けて開催された。
公演は二部構成。曲目は一部が「バレエ組曲 くるみ割り人形」、二部が「交響曲第4番」で、団員たちは迫力ある演奏で聴衆を魅了。終了後は客席からの拍手が止まらず、アンコールにも応えた。宇部公演オリジナルプログラムとして、演奏前には、指揮者の飯森範親さんがチャイコフスキーの人物像や曲の特徴などを解説し、聴衆をより一層、クラシックの世界に引き込んだ。
公演前には、昨年に続き楽団の協力を得て、ゲネプロ(総リハーサル)が公開され、小・中学生とその保護者三百五十人が来場。飯森さんと団員が意見交換しながら、本番に向けて最終チェックする様子を二階席から見学した。
ふれあいコンサートは、一回目から続けている目玉企画。同病院には弦楽四重奏団のメンバーが訪れ、モーツァルトなどの曲を披露し、患者らを喜ばせた。
アクトビレッジおのでのコンサートには、東岐波、西岐波、常盤、上宇部の四中学校の吹奏楽部の生徒が参加。始めに音楽クリニックがあり、生徒たちはフルート、トランペット、ホルンなど担当楽器別に団員から直接、指導を受けた。終了後は、保護者や地域住民らが見守る中、団員とマーチ「エアポート」を一緒に演奏し、思い出をつくった。
トロンボーンの部で指導を受けた東岐波中の生徒たちは「質問して、これまで悩んでいた部分が解決できた」「基礎から、分かりやすく教えてもらった。少しはうまくなったと思う」と感想を語った。

カテゴリー:教育・文化2010年10月12日

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