科学研究発表会・小学校の部、教育長賞に工藤さん

宇部市科学研究発表会・小学校の部は八日、常盤小であり、夏休みなどに行った実験の成果や観察記録について、各校の代表児童六人が発表した。審査の結果、工藤彩夏さん(西岐波五年)の「チョウ・ガの不思議を大研究」が教育長賞に選ばれた。工藤さんは十一月二日に県教育会館で開かれる「サイエンスやまぐち2010・第六十四回県科学研究発表会」に、宇部市の小学生の代表として出場する。市教育委員会、市小学校理科教育研究会、宇部青年会議所、宇部日報社主催。

宇部青年会議所理事長賞は林流来君(恩田五年)の「ごみをへらそう」、宇部日報社社長賞は河合瑞月さん(上宇部四年)の「糸電話のなぞ」に決まった。
工藤さんは、チョウの幼虫を飼い育てる中で、同じ種類のチョウでもさなぎの色が違うことに気付いた。そこで、約三十匹のナミアゲハの幼虫を飼育し、さなぎの色と周辺環境の関係について調査。光が当たったり、緑の葉に付いたりしたさなぎは緑色、枯れ葉に付いたさなぎは茶色になることから、さなぎの色は光の当たり方や周りの色に関係があることを明らかにした。また、チョウと似たガの成長も観察した。
林君は、家庭の台所ごみを減らすため、段ボールコンポストを製作。毎日ごみを投入し、コンポスト内をかき混ぜて空気を送った。結果、三十三日間に投入した約十六㌔のごみを、最終的に一・七㌔まで減らすことに成功した。
河合さんは四種類の実験によって、糸電話は糸の種類やコップの材質によって聞こえ方が変わること、糸は長いほど音が小さくなること、糸は太いほどよく聞こえることを確かめた。また、糸をつなげば、三人でも話ができることを示した。
発表を聞いた市教委学校教育課の岡村一利指導主事は「いつ、誰がしても、材料と方法が同じなら同じ実験結果が得られるようにすることが大切。実験の目的、方法、基準を明確にして。身の周りにある『なぜ』について、とことん考え、実験・観察してみようという意欲を持ち続けてほしい」と講評した。
特選は次の通り。(敬称略)
▽「すべり台のふしぎな力」近本杏美(見初3)▽「力のバランスについて」江波悠介(常盤5)▽「植松川のよごれと川にすむ生きもの」米村直子(東岐波6)

カテゴリー:教育・文化2010年10月9日

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