有帆小、児童も認知症サポーターに

市職員による寸劇を見る児童と保護者(有帆小で) 有帆小(山下茂生校長、二百二十八人)で七日、認知症サポーター養成講座が開かれた。五、六年生九十三人と保護者が参加し、認知症に対する正しい知識や対応法を学ぶとともに、自分たちにできることは何かを考えた。

市内の小学校で同講座が開かれるのは初めて。講師の尾山貴子さん(市高齢障害課・地域包括支援センター所長)は、年を取るとはどういうことか、認知症とは何かについて説明。老化はすべての人間に起こるもので、誰もが認知症になり得ると述べ「困っている人がいたら知らんぷりをせず、声を掛ける。自分でできそうにないなら、周りの大人に知らせて」と訴えた。
認知症の人に対する対応の仕方については、同センター職員五人による寸劇で示し、言葉を否定しないことが大事で、優しく声を掛け、できる限り相手の不安な気持ちを取り除くようにしよう、と呼び掛けた。
尾山さんの自分たちにできることは何だろうという問い掛けに、児童からは「あいさつをして安心させる」「困っていそうだったら積極的に声を掛ける」などの意見が出た。
同講座は、認知症に関する正しい知識を持ち、地域において認知症の人やその家族を支援するサポーターを養成することで、安心して暮らせる地域づくりを推進することを目的に、二〇〇六年から国の認知症戦略として全国的に取り組まれている。同講座を受講した人は認知症サポーターとなり、十月六日現在、市内には七百十六人のサポーターがいる。
尾山さんは「まだまだ正しい知識を広めていく必要がある。自治会、学校、企業など、地域・職域にかかわらず、いろいろな場所に出向いて、認知症サポーターの普及啓発を進めていきたい」と話した。

カテゴリー:教育・文化2010年10月8日

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