「女と男の一行詩」作品鑑賞会

気に入った作品を通して共同参画社会について話し合う参加者(市民館で) 「女(ひと)と男(ひと)の一行詩」鑑賞会は五日、市民館で二十人が出席してあり、一行詩コンクールの作品鑑賞を通し、男女共同参画社会について意見交換をした。

一行詩コンクールは、男女共同参画社会実現への啓発を目的に市が毎年実施。身の回り(学校、家庭、地域、職場)で感じる素朴な気持ちを気軽にユーモア感覚を交えて、短い詩で表現する。第十二回の今年は十二歳から九十五歳まで、海外を含め千九百五十一人から、二千八百九十七点が寄せられた。
第一次審査をパスした作品は毎年、本にまとめられているが、作品を批評し合って男女共同参画社会の現状について考えてみようと、昨年に続き鑑賞会を企画した。
白井博文市長がコンクールの意義を説明した後、これまでの入賞作品からピックアップされた十作品のうち、気に入った作品を紹介し合いながら、自身の共同参画への取り組みなどを話した。
「共働き あなたが炒(いた)めて私(わたし)が味付け あっという間に食卓へ」(第十二回優秀賞)を選んだ二十歳代の男性は「結婚して三カ月だが、自分も共働きなので、食事作りや洗濯を手伝っている。大学時代に一人暮らしをしていたので、一通りできる。手伝った方が互いに自由な時間が増える」と、抵抗なく家事に協力している様子を紹介した。
どうしても女性に家事のウエートが掛かる現状に「子育ての次に介護が待っていた。逃げようとは思わないけれど、あまりに薄い夫の存在」(第二回入選)を象徴的とピックアップした人もいた。
また、中年の女性は「母が胃がんになり、看病していたが、さすがにいつまで続くのかと、暗い気持ちになることもあった。幸い夫が協力的で、病院に交代で泊まってくれたので助かった。少しの協力でも大いに助かり、感謝している」と話した。
このほかにも「気恥ずかしさが先行して、パートナーに『ありがとう』が言えないが、言葉に表して感謝するよう心掛けたい」と、助け合って共同参画社会を実現していくヒントが聞かれた。

カテゴリー:教育・文化2010年10月6日

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