消防音楽隊、再出発 クラブ活動として継続

クラブ発足の経緯について説明する芥川消防長(中央、22日午前10時すぎ、市役所で) 宇部市の事務事業の見直しで経費が削減され、今年度から活動を休止した市消防音楽隊に代わり、音楽ボランティア「UBE FIRE MUSIC CLUB」が八月一日に発足する。今後は職員有志によるクラブ活動となるが、地域の催事や福祉施設の訪問など、積極的な演奏活動を展開していく。

音楽隊は愛好者の集まりから始まり、一九七九年に正式に発足。消防行政の啓発に努めるとともに、宇部まつり、消防出初め式などで、その雄姿を披露してきた。今年が三十周年の節目だったが、消防・救急業務の高度化と多様化による職員への負担増、活動経費と人件費(超過勤務手当)などで年間約七百万円を要することを理由に休止が決まった。
音楽隊をめぐっては、消防団OBや市議による存続を求める会が約七千三百人分の署名を集めたが、久保田后子市長は、休止の判断に理解を求めるとともに、ボランティアとしての活動は応援したいという見解を示していた。
新しいクラブは、消防職員十八人、消防団員三人の計二十一人でスタートする。音楽隊の時から六人(実質九人)減だが、新しいメンバーが三人加わった。今後も増える見込み。消防職員共済会の承認クラブとしての手続きを進めている。勤務の関係で演奏に不可欠なパートが必要な場合、市民がサポートするという。
二十二日には、芥川貴久爾消防長、村田和昭総務課長、同クラブ部長の竹内伸中央消防署予防庶務係長が会見。
「市民の温かい要望が大きな力となり、ボランティアクラブの発足になった。形は違うが、活動は同じ」とした。
竹内部長は「全く活動しなければ、技術も低下し、楽器もさびついてしまうので、やっていこうということになった」と再出発について語った。練習などはこれまで通り。制服は保管しておき、新しいユニホームを考えたいとしている。

カテゴリー:教育・文化2010年7月22日

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