本山小「緑の少年隊」、サワヒヨドリの苗3000本

泥だらけになりながら苗を植える本山小の6年生(28日午前9時半ごろ、竜王山中腹駐車場近くで) 竜王山をアサギマダラが飛来する国内有数の中継地にしようと、本山小「緑の少年隊」の六年生三十八人は二十八日、竜王山中腹駐車場近くに、アサギマダラが好んで花のみつを吸うサワヒヨドリの苗三千本を植えた。今秋には一部が花を付ける見込みで、滑空するような優雅な飛び方が特徴のアサギマダラが、古里の山にやって来る。

秋の南下、春の北上を繰り返す「旅する蝶(ちょう)」として親しまれ、美しい姿にファンが多いアサギマダラを呼び込もうという「アサギマダラおいでませ作戦」。本山校区ふるさとづくり推進協議会、地域おこしグループ本山会とタイアップし、地域ぐるみで取り組んだ。苗は本山会が種を採取し、春から育てていた。
中腹駐車場にある管理棟そばの約百五十平方メートルを掘り起こして、大きいものでは草丈七㌢近くまで成長した苗をポットから外し、一列に並んで植えていった。前日の雨で土は程よく軟らかくなり、植えやすかったが、みんな泥だらけになりながらの苗植えとなった。
山本起弘君は「昨秋の山の学習で竜王山を訪れた際に初めてアサギマダラを目にした。きれいな姿に感動したので、植えた花のみつを吸いに来てほしい」、佐伯莉奈さんは「竜王山は家族でよく散策に来る。自然がいっぱいあるので大好き」と話した。
緑の少年隊は、モリアザミの保護のために草刈りを行うなどの活動も繰り広げている。浜田康昭校長は「地域の人と一緒に活動し、古里の自然を見直す良い機会になったと思う」と意義を話した。 アサギマダラは二年前には竜王山で百匹が観測されたが、来年以降も定植を続け、五百匹の飛来を目指す。

カテゴリー:教育・文化2010年6月28日

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