ひろ君の家、口コミでボランティア続々

白●(土に右中に、)さんと共に手作りのギターで合奏を楽しむ子供たち(デイサービス障害者・児ひろ君の家で) 市民ボランティアが毎週のように訪れ、障害を持つ子供らと触れ合う施設がある。合同会社サポートセンターぴっころ(金子絵里子代表)が運営する「デイサービス障害者・児ひろ君の家」だ。今春、宇部市あすとぴあ五丁目から西小串二丁目に移転したが、ボランティアは途絶えず、ミニコンサートや手遊び、読み聞かせなど多彩な催しを展開。利用児童も、この時間を心待ちにしている。

ひろ君の家は、金子代表が自宅の一部を開放して二〇〇八年四月に開業。施設名は下肢障害のある長男・大登(ひろと)君(宇部総合支援学校中等部一年)に由来する。
ボランティアは、在宅障害福祉サービスを利用している人が、「ひろ君を楽しませたい」と適任者を探して紹介。口コミで、どんどん輪が広がり、土曜日や祝日、春・夏・冬などの長期休暇中には、日ごとに入れ代わり立ち代わり顔を出している。内容は絵本の読み聞かせ、ピアノやバイオリンのコンサート、バームクーヘン作りなどさまざま。団体に所属しない市民ボランティアが、自ら手を挙げ、得意の指人形や手遊び、手芸、ハーモニカなどで交流することもある。
金子代表は「午前中三、四十分間の短い時間だが、ボランティアの皆さんのおかげで、子供たちがいろいろなことを経験でき、ありがたい」と二年間続いてきた善意の活動に感謝する。移転後の敷地は五百六十九平方㍍で、床面積は百四十七平方㍍。天井が吹き抜けになったオープンスペースで、ボランティアがイベントを繰り広げている。
小学一年生から中学三年生までの障害児三十人のほか、生活介護と日中一時支援サービスを利用している大人も一緒に参加。遊びのボランティアグループ「Re:nt(れんと)」の白●(土に右中に、)雄祐さん(24)=山陽小野田市南竜王町=は、ティッシュの空き箱と輪ゴム、紙皿を配ってみんなでギターを作り、合奏した。子供たちは〝マイギター〟を手に、大きな口を開け「心の旅」などの弾き語りを満喫していた。

カテゴリー:教育・文化2010年6月12日

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