黒石中のコミスク、本格始動

黒石中(品川清校長、395人)は、今年度をコミュニティー・スクール(学校運営協議会制度)元年と位置付け、外部の人を招き入れるだけでなく、生徒を校外の活動に参加させるなどして〝地域の核となる学校づくり〟を進める。その第1弾として6日、「地域に学ぶ」講演会を開催。長年、地元で活動してきた2人から話を聞き、生徒たちが古里への愛着を一段と深めた。15日には有志が、中川の清掃に参加する。

同校の協議会は昨年度立ち上がったが、実動はこのたびから。校内には学力・豊かな心・健やかな体を育む3部会を設け、協議会との間に地域と連動する「企画推進委員会」も組織。3層体系で、開かれた学校の具現化を目指す。
先生たちは、黒石コミュニティー・スクール構築のための5カ条を考案。①学校から地域に発信②地域とつながる③地域の伝統・文化の継承④たくさんの地域の宝の引き出しを生徒と共に開ける⑤目指せ!誇り高き「黒石文化の創造」│を合言葉に、一丸となってまい進する。
講演会は全校生を対象に体育館であり、品川校長が「きょうは黒石中のコミュニティー・スクールにとって、歴史的な日。地域の良さを学んで」と呼び掛けた。
同校教育後援会会長で、原校区のコミュニティー推進協議会と自治会連合会の会長などを務める室重守さん(79)は、5年前から取り組む上梅田川のホタル再生事業を紹介。「ホタルも人間も生き物。皆さんは、お父さんとお母さんに、産んでくれてありがとう、育ててくれてありがとうと言えますか」と問い掛け、「親孝行できる人に育ってほしい」と期待。「人と人のつながりが広まれば、素晴らしい地域になる」と話した。
宇部交通安全協会黒石分会分会長で、校区人権教育推進協議会会長でもある砂川敏彦さん(77)は、半世紀余り続けている交通指導の体験を基に講話。「自分の命を守るため、自転車に乗る時はヘルメットを着用し、顎ひもをしっかり締めて」と強調。「あいさつをし、感謝の心を忘れない、人に好かれる人間になってほしい」とも呼び掛けた。
最後に、藤本倫平生徒会長(3年)が「ホタルを自然発生させるための大変さが分かった。できることがあれば、進んで取り組みたい。交通ルールを守る大切さや人としての礼儀も再認識した」と謝辞を述べた。

カテゴリー:教育・文化2014年6月7日

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