高千帆中で初の土曜教室

授業では学べない知識と広い視野を身に付けながら豊かな心を育む「たかちゅう土曜教室」が28日、山陽小野田市の高千帆中(松浦美彦校長)で初めて開かれた。地域住民を講師に招き、生徒139人が普段の授業とは異なる学びの時間を過ごした。

地域協育ネットの取り組みの一つとして企画。講座は土曜日や長期休暇の午前8時から9時まで実施し、部活動単位で参加する。生徒と地域住民の相互交流による地域で子供を育てる環境づくりという狙いもある。
講師は校区にある3公民館での掲示と自治会回覧で募集。11個人と1団体から応募があり、夏休みまでに12講座の開講が決まっている。内容は授業の補習からフラダンス、手話、地域の歴史などさまざま。
この日は七つの部活の生徒が5講座に分かれて受講。男子ソフトテニス部の1年生18人は、青木保さん(市青少年育成協議会会長)から色画用紙でカブトムシとクワガタをつくる紙細工の手ほどきを受けた。
生徒はカッターとはさみを使った細かい手作業に悪戦苦闘しながらも、夢中になって取り組んだ。授業後、青木さんは「きょうの作業のように、いきなり全てがうまくできることはない。継続することが大事。夢を持てば希望はかなうので、部活も頑張って」と激励した。
塩道一準君は「実際に切る作業は難しかったけど、授業ではできないことなので楽しかった。これからもいろいろな地域の人に教えてもらえるのが楽しみ」と土曜教室を歓迎していた。
松岡教頭は「子供たちはさまざまな人とふれあう生活体験が不足している。この教室を通じて、学校の勉強だけではなく、多様な価値観があることを知り、人間力を高めてほしい」と期待した。
同校では教室の講師を随時募集中。教えるジャンルは問わないという。

カテゴリー:教育・文化2014年6月28日

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