音楽劇「ウドリア」400人を魅了

宇部市舞台芸術フェスティバル実行委員会(品川能正代表)主催の特別公演「ウドリア」は12日、ときわ湖水ホールで開かれた。市内の5高校とコラボした音楽劇で、生徒17人が出演。ご当地レシピの開発を通して、ぶつかり合いながらも成長していく高校生らの姿が、観客400人を感動させた。

特別公演の開催は、昨年3月に同所で上演した「ときわ動物園ものがたり」の第2弾。今回は宇部、宇部中央、宇部西、宇部フロンティア大付属香川、慶進の5校がキャストやスタッフとして参加。劇作家の品川代表が脚本・演出を手掛け、昨年12月から青少年会館に集まって稽古を重ねてきた。

高校生たちが新しいご当地料理として、うどん入りのドリア「ウドリア」を考案し、うまいもん甲子園出場を目指す物語。同園のペリカンのひなは新鮮な小魚しか食べないこと、いりこだしのうどんが炭鉱夫たちの力の源となっていたことなど、宇部ならではエピソードが盛り込まれ、観客を引き付けていた。それらのシーンと対比して、今の高校生の半数が料理をしたことがなく、コンビニ食で空腹が満たされればいいという考え方になっているのを描き、食の大切さを訴えた。

エンディングでは生徒たちが息を合わせて、こん身の力を込めた和太鼓演奏やダンスを披露し、客席から大きな拍手が湧き起こっていた。

品川代表は「和太鼓演奏を成功させるため、手に血豆をつくりながら練習を続けた生徒もいた。インフルエンザの流行で、練習が思うようにいかない時期もあった。困難もあったが、複数の高校が共同で一つの舞台を制作するという初の試みが実現できて良かった」と話した。

カテゴリー:教育・文化2018年2月13日

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