鉄筋腐食の新川小校舎、建て替えへ

宇部市は、耐震補強工事中に鉄筋の腐食が見つかった新川小(渡邉英男校長、390人)の校舎について、鉄筋コンクリート造りで現地に建て替えることを決めた。当初は長期リース方式で軽量鉄骨造の校舎を整備する計画だったが、保護者からの要望や市の財政負担を精査した結果、方針を改めた。新校舎は、2015年夏の完工予定。10日に同校で保護者に説明した。

同校には校舎が2棟あり、問題の校舎は1970年3月に建てられた普通・特別教室棟(鉄筋コンクリート造り3階建て、延べ床面積2227平方㍍)。校舎の使用をやめ、臨時措置として普通教室と特別支援学級の教室は本館に移したが、特別教室は収まらず、市立図書館に出向いて調べ学習をしたり、鵜ノ島小でパソコンや調理実習をしたりするなどの影響が出ている。
市教育委員会では早急に教育環境を整えようと、長期リースでの対応を計画。当初想定していたリースの総経費は約2億9000万円で、鉄筋コンクリート校舎の新築に比べると大幅に安かった。しかし、最終的な見積もりでは約4億4000万円となり、コンクリートの校舎を新築した場合に国の補助などを差し引いた市負担額と大差ないことが分かった。
保護者の間では軽量鉄骨造の校舎を不安視し、時間を要しても建て替えを望む声が強かった。10日の説明会には市教委の8人が訪れ、保護者約60人に方針変更を伝えた。出席者からは「十分な安全対策を」「新校舎の着工をできるだけ早く」などの意見があった。
校舎の解体・新築に伴い、運動場の体育館寄りに、仮設のプレハブ校舎を建てる。平屋建て約1000平方㍍で、特別教室6室、普通教室4室などを整備。14年度から使用する。
現校舎の解体は同6月から始め、10月に新校舎建設に着工する予定。耐震性の問題で、体育館も建て替え対象になっており、将来的な移設を見越して、新校舎は現在地より北東にずらす。いずれは西隣に体育館を建設する。新校舎は2階建て、延べ床面積は約1600平方㍍を予定している。

カテゴリー:教育・文化2013年10月12日

石炭都市宇部市の起源
写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ