耐震化工事で山陽小野田市民館が来年度全館休館

耐震化工事に伴い、山口県山陽小野田市の市民館が来年度、全館休館となる。現在の計画では工期は2020年度末までのため、来年度以降も体育ホールもしくは文化ホールが使えない時期が生じる。工事中の安全性を考慮しての判断だが、市民活動の交流拠点だけでなく、小野田校区の公民館機能も有しているため、市では代替え施設を検討、調整していく。

市民館は両ホールともに築40年以上が経過。16年に行った耐震診断調査では、国の構造耐力上主要な部分の地震に対する安全性(3段階)で、最も危険な「大地震時(震度6強以上)に崩壊する危険性が高い」という結果が示された。市では耐震化による安全性の確保に加えて、利便性の向上やバリアフリー化、施設の長寿命化も図る考え。今年度は耐震補強に係る実施設計を策定し、来年度以降、耐震改修やエレベーターの設置、トイレの洋式化などの工事を進めていく。

現在の計画では体育ホールは来年度から約3年間、ほぼ使用できない時期が続き、文化ホールは19年度から再開するものの、19年12月から再び休館する予定。工事期間や使用再開時期は実施設計策定後に変更する可能性もある。市民館の利用状況は会議や講座、文化活動、スポーツ、レクリエーションなど多岐にわたる。小野田公民館の活動分を含めた年間利用者は約7万人にもなるため、市では利用団体の要望を聞きながら代替施設を検討して調整を図っていく。

また、来年4月分の利用予約が可能な10月を前に、28日に市民館、29日に厚狭地区複合施設で午後6時半から市民説明会を開催。耐震化工事の趣旨や目的、診断結果、工事概要、工事に伴う休館予定などについて詳しく説明する。市文化・スポーツ政策室では「工事期間中、市民の皆さんには不便や迷惑を掛けることになるが、早急な安全確保を最優先に進めていくので、理解と協力を。工事中の行事や会場については相談してほしい」と呼び掛けている。

カテゴリー:教育・文化2017年9月16日

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