石炭記念館の入館者、3年連続で2万5000人突破

常盤公園にある石炭記念館の2013年度の入館者数は2万6338人で前年度を下回ったものの、3年連続で2万5000人以上を記録。一時期の低迷から脱した。学芸員を配置してのガイドツアーや企画展の開催などの取り組みが底上げの要因とみられる。今年は開館45周年の節目に当たり、市では9月20日から記念企画展を開催。より多くの人に、市発展の礎となった石炭産業、宇部の歴史を伝えるとともに、一層魅力ある施設を目指す。

04年度に2万9125人と3万人に近かった入館者数は、06年度は2万4000人台まで減少。翌年度は2万6000人台まで盛り返したが、08年度以降3年連続で2万5000人を割り込み、10年度は2万855人まで落ち込んでいた。
市では、11年度から同館に学芸員を配置。土、日曜に館内を30~40分かけて学芸員が案内するガイドツアーや、石炭燃焼実験などの体験学習、山本作兵衛炭坑画展といった企画展を始めたほか、炭鉱を記録する会の協力を得て、宇部炭田の歴史語り部講演会も実施。これまでの所蔵品展示だけでなく、ソフト面を充実させたこともあり、11年度以降は、2万5480人、2万8196人、2万6338人と、毎年2万5000人以上が訪れた。
45周年記念企画展は11月30日まで開催。同館の歴史を伝える写真や宇部炭田の地図などの展示を計画している。
同館は、市、県と、石炭関係者や多くの市民の寄付金により、1969年11月に完成。建物は鉄筋コンクリート造り2階建てで、延べ床面積は約942平方㍍。
館内には炭坑で使われた機材のほか、カンテラなどの小道具、労働者の保安道具、石炭関連資料など約3000点を展示。海底炭田のモデル炭坑、炭鉱住宅の模型もあり、労働者の採炭の様子や当時の暮らしぶりも知ることができる。
同館のシンボルとなっている建物上部の展望台は、東見初炭鉱で使われていた竪坑櫓(たてこうやぐら)を移設し、エレベーターを設置したもので、地上37㍍、海抜65㍍。

カテゴリー:教育・文化2014年7月7日

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