正答率と家庭学習の時間、全国平均下回る

小学6年生と中学3年生を対象にした2013年度全国学力・学習状況調査で、宇部市の平均正答率は中学生の数学A、同B以外は、全国平均を下回り、平日の家庭での学習時間は小・中学生とも全国より少なかった。今回の結果ついて白石千代教育長は「市の子供たちの学力、学習状況に大きな課題があると受け止めている」とした。

調査は、児童・生徒の学力や学習状況を把握し、教育指導や課題の改善に役立てることが目的で、4月に実施。宇部で行われたのは、公立の小学校24校、中学校13校で、対象人数は小学6年生は1496人、中学3年生は1389人。
教科は小学生が国語と算数、中学生が国語と数学。いずれも知識を見るA問題と活用に関するB問題があり、全国の正答率を100として、市の状況を指数化した。
中学生の数学Aは102・0、同Bは103・6と全国平均を上回ったが、その他の6項目は全国に届かなかった。個別の数値は、小学生の国語Aは98・2、同Bは96・4、算数Aは96・8、同Bは96・4。中学生の国語Aは98・8、同Bは96・4。
平日の家庭での学習時間を見ると、1時間以上(2時間以上、3時間以上を含む)と答えた小学生の割合は全国63・2%に対し、宇部は56・9%。中学生は全国68・6%、宇部63・6%で、宇部の児童・生徒の勉強時間はともに、全国より少ないとの結果が出た。また、宇部の中学生は30分未満が12・1%、全くしないが7・8%で、30分に満たない学習時間が約2割を占めた。
今回の調査結果などを受け、市教育委員会では校長、教頭、保護者らで構成する「学力向上推進プロジェクト委員会」を設置。「学校の組織的取り組み」「学習環境の整備」「指導方法の工夫改善」「学習習慣の確立」を重点取り組み事項としてとりまとめ、各校を支援。自宅での学習の改善に向けては、各校の特徴、苦手分野の傾向などを踏まえた学校ごとの課題に応じた家庭学習プリントを市教委と各校が共同で作り、1月から配布を開始。子供たちの土、日曜の家庭学習習慣の定着を図る取り組みもスタートさせた。
学校運営協議会では、子供たちの学力、学習状況について学校、家庭、地域が現状と課題を共有。互いに何ができるかを協議しており、市教委では今後、三者が一体となった学校づくりを推進し、学力向上につなげたい方針。

カテゴリー:教育・文化2014年3月7日

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