東岐波中のソテツが市文化財に

宇部市は27日、東岐波中のソテツ1本を、文化財(天然記念物)に指定したと発表した。樹齢約650年、樹高6・2㍍で、国内屈指の巨樹。
このソテツは、同中の表玄関先にある大型の雌株。目通り幹囲は1・7㍍。株は1株だが、中央の主幹から4本の支幹が分枝している。全体的に大きな傷や災害による破損もなく、保存状態は良好。地元の東岐波郷土誌研究会も保護・管理に協力している。
もともとは江戸時代の東岐波村の庄屋、部坂家の旧宅「東明堂」に自生していたものを、寄贈によって1956年、現在地に移植した。同家は安芸国の豪族で、江戸初期には岐波に土着。宝暦年間以降は歴代当主が庄屋職を務め、丸尾漁港の運営や農業土木開発など、岐波村の村政に関与した。
市では3月末に文化財審議会から答申を受け、5月21日付で指定した。これを含め市内の文化財は、国指定が5件、県指定が19件、市指定が51件、国登録文化財が4件となった。

カテゴリー:教育・文化2014年5月28日

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