昨年度のファミサポ1621件活動

宇部ファミリー・サポート・センター(神代美幸所長)の昨年度の活動件数は、1621件だった。学童保育や保育園への迎え・預かりが主体。公的サービスがあっても「迎えが間に合わない」など、実態には追い付いておらず、共働き世帯にとっては〝仕事と家庭の隙間〟を埋める頼みの綱となっている。

ファミサポは、仕事と子育ての両立支援を目的に、労働省(当時)の構想で全国に誕生した。1995年に設立された宇部の会員数は、子供を預ける依頼会員が707人、自宅で子供を預かる提供会員が212人、自分も子供がいて依頼・提供両方する会員が152人の計1071人(17日現在)。
「保育園は午後7時まで延長保育があったが、学童保育は6時まで」などのギャップに困り、毎年小学校の仮入学後は〝駆け込み入会〟が増えるという。
対象児は0歳~小学6年生で、依頼があればセンターが会員間を調整・仲介し、1時間600円(平日午前7時~午後7時の基準額)で預かる仕組み。2012年度から市社会福祉協議会が事業を受託している。
昨年度の活動の内訳は「学童保育の送迎」が354件でトップ。続いて「学校の放課後の預かり」が327件、「保育施設までの送迎」が245件、「保育開始前・終了後の預かり」が219件だった。
学童や自宅から学習塾などに連れて行く「習い事の援助」も149件とニーズが高い。買い物や講座の受講、リフレッシュなど保護者が「外出時の預かり」は97件。「日曜日や長期休暇中の援助」も45件あった。
かつては突発的な事態に備えて〝お守り代わり〟に登録する人も多かったが、近年は定期的な利用が増加。曜日ごとなど複数の援助会員で対応するケースもある。
最大の課題は提供会員の増強。事業開始から20年近くたって高齢化が進み、自身も現役で働きながらサポートしている人が多いことから、マッチングが難しくなっている。
「子供の好きな人や子育ての手伝いに意欲がある人は、ぜひ協力を」と同センター。会員登録は無料。平日の午前8時半~午後5時に、市シルバーふれあいセンター2階にある事務局で受け付けている(印鑑を持参)。会員になると、子育てに関する講習会や交流会に無料で参加できる。

カテゴリー:教育・文化2014年4月18日

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