常盤小が万倉なす生産者招く

生産者を招いて地元の特産物について学ぶ総合授業が15日、常盤小(海頭巌校長、464人)であり、3年生77人が出荷が始まったばかりの万倉なすの栽培方法や歴史を学んだ。

講師は万倉なす共同出荷組合の西村繁組合長(85)。万倉なすは旧楠町で戦前から各農家が栽培していた。宇部などの大市場に共同出荷するために組合を組織し、〝丸万印〟をトレードマークに売り出してきた。大成(たいせい)という品種で、皮が薄く肉厚で軟らかいのが特徴。
西村組合長は「ナス畑の周りにはソルゴーという草を植えている。ナスを狙ってやって来るアブラムシが、甘い蜜の味がするソルゴーの方に行くのでナスを守ってくれる」と紹介。
代表的な夏野菜の一つナスの収穫期間は7月から10月までと長い。西村組合長は「ピカピカの紫色のナスは、まるで大内塗のおわんみたいだ。丹精込めて育てるので、大きいのをもぐ瞬間は感激する」と収穫の喜びを伝えた。
桝冨千里さんは「ナスが支柱のタケに挟まって窮屈な思いをしたけど、大きくなってタケを割るという〝ど根性ナス物語〟が面白かった」、藤永理人君は「ナスは好物。いっぱい食べる」と話した。
この日は冨田宣孝市農林振興課係長も、市内で作られている農作物について、スライドを交えながら分かりやすくレクチャーした。
給食には万倉なすとチンゲンサイの色鮮やかな煮びたしが出され、児童は郷土の特産品を笑顔で味わっていた。

カテゴリー:教育・文化2014年7月16日

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