市文化創造財団が設立記念しイベント

1日に一般財団法人として創立した宇部市文化創造財団(理事長・久保田后子市長)の記念イベントが6日、記念会館で市民1000人が参加して盛大に行われた。式典で久保田市長は「官と民が協働し文化の薫るまちづくりに取り組み、友の会や市民サポーターの手を貸していただき、大きな花を咲かせよう」と呼び掛けた。また午後の部では6団体約200人による弦楽器と演舞の祭典があり、財団のスタートを祝った。

市では2010年に文化の振興に関する県内初の条例「宇部市文化の振興および文化によるまちづくり条例」を制定。12年には、人と地域がきらめく文化の薫るまちを基本目標にした「煌(きら)めく文化振興ビジョン」を策定した。
今回の財団設立は、重点施策の一つの推進組織の結成。市民の自主的かつ創造的な文化活動の支援・促進を目的にしている。理事長の久保田市長、副理事長の松本百合雄・宇部文化連盟会長ほか、理事13人、監事2人、評議員7人が決まっている。
宇部太鼓による勇壮な演奏によるオープニングで幕開けした記念イベントでは、久保田市長が「市民アンケートを行ったところ、文化が大事という意見が多かったが、文化活動への参加が難しいという実態も分かった。戦後、緑化運動、まちに彫刻を飾る運動が実を結び、緑と花と彫刻のまちが形作られ、半世紀にわたる野外彫刻展へと発展。また戦前から多くの演奏家に愛された記念会館など、独自の文化創造を展開してきた。財団の設立を機に新しい文化の創造、新しい価値をつくっていきたい」とあいさつした。
次いで来賓の河村建夫衆院議員、林芳正農林水産大臣の妻・裕子さん、植松洋進市議会議長が祝辞。河村議員は「記念会館にいること自体が文化の中にいること。日本は文化創造立国で世界に打って出ようとしたが、文化振興のための基本的法律がなかった。2005年に議員立法で基本法を制定、また箱物だけでなく、人の交わりの中で盛り上げていこうと劇場法も作った。多くの市民の参加をいただき、宇部にふさわしい財団として全国の市町村の手本になってほしい」と激励した。
この後、作曲家の三枝成彰さんが「日本の成熟と文化の役割」と題して基調講演。午後はバイオリニストの上野美科さんや宇部市民オーケストラなどによる演奏や演舞が披露され、財団のスタートを祝った。
この日、記念イベントに先立ち財団事務所(中央町3―12―13、カーサ合歓1階)の事務所開きがあり、役員や評議員、地元関係者ら約30人が見守る中、久保田市長と松本副理事長の手で看板が除幕された。
事務局長を務める緒方傳治業務執行理事は「地域住民の方にも喜んでもらっている。文化振興の拠点の開設で人の出入りも増え、再開発地区も活気づくのでは」と話した。同事務所(電話39―5300、ファクス39―5755、メールubebunzai@blue.ocn.ne.jp)の開所時間は当面、平日の午前8時半から午後5時15分まで。

カテゴリー:行政,教育・文化2013年10月7日

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