市教委がいじめアンケート

宇部市教育委員会は18日、市内の全公立小・中学校37校の児童・生徒と保護者を対象に、6月9日に行った「いじめアンケート」の集計結果を公表した。今の学年になっていじめを受けたことが「ある」と答えた小学生は1189人(14・4%)、中学生は192人(4・6%)。入学から2カ月の時点で、小学1年生の5人に1人が、いじめを受けたと認識していた。また「誰にも相談しないで我慢した」が2割に上り、トラブル発生時の受け皿が十分に機能していないことが分かった。

一斉アンケートは昨年10月に続き、2回目。記名式で、家に持ち帰って書いてもらい、封筒に入れて回収した。回答者は小学生が8285人(回収率98・9%)、中学生は4203人(同95・9%)で、保護者は1万2424人(同97・4%)。
今の学年でいじめを受けたことが「ある」と回答したのは、低学年ほど多く、小学1年で20・7%、2年で18・8%、3年でも18・3%いた。学校では「ある」と答えた子供一人一人に聞き取り調査を行い、いじめが継続していると判断した小学生68人、中学生34人については、加害者にも事実確認をした上で、謝罪や指導などの対処をした。
いじめの形態(複数回答)は「悪口・からかい」が最多の739件、次いで「意地悪」が419件、「殴られた」も248件あった。相談先は母親、先生、友達の順で多く、誰にも相談できなかった小学生が237人、中学生も47人に上った。初回のアンケート時より1・8%減ったとはいえ、依然20・6%が〝泣き寝入り〟している状態。「親や先生に心配を掛けたくない」との心理が働いたとも推察されるが、身近な人が子供の様子を注意深く見守り、小さなサインを見逃さないことが重要だ。
一方、いじめたことが「ある」と回答したのは、小学生472人(5・7%)、中学生101人(2・4%)。いじめの対象は「普通の友達」や「仲良しの友達」など〝仲間内〟が目立ち、いじめた理由は「なんとなく」と「意地悪をされた」の二つが突出して多かった。
市教委では10月にも通算3回目のアンケートに取り組む。

カテゴリー:教育・文化2014年7月18日

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