市保育連盟が子供の運動能力を調査研究

宇部市保育連盟の保育士会(込山智子会長)は2016年に岩国市で開かれる県保育大会に向け、「体を動かす遊びを楽しむ子供の育て方―幼児期運動指針を軸に」をテーマに調査研究を行っている。市内の認可保育園29園が一体となって取り組み、心身ともに健全な子供の育成を目指す。

社会環境や生活様式の変化から、現代の幼児は体を動かして遊ぶ機会が少なくなっている。体力と運動能力の低下だけでなく、スポーツに親しむ資質や能力の育成の阻害、意欲や気力の減少が懸念され、中には対人関係が構築できないなどの問題が表れることも。
昨年度、事前研究として活動の方向性や調査方法を決めた。今年度は、文部科学省による「幼児期運動指針」のガイドブックで紹介されている運動能力調査を、8園の年中・年長児を対象に春と秋の2回行う。併せて29園の保育士への意識調査を実施し、園ごとに園児の行動を記録する。
「日々の保育の中に、意識して運動的な遊びを取り入れることがポイントになる」と込山会長。アドバイザーとして研究に参加している宇部フロンティア大短大部保育学科の弘中洋子准教授は、「数値の変化だけでなく、子供たちの日頃の遊びがどう変わったのかも保育士の視点で検証していく」と話している。
運動能力測定は▽25㍍走▽立ち幅跳び▽ボール投げ▽両足連続飛び越し▽体支持持続時間▽捕球―の6種目。19、20日には原保育園(山根祐子園長)で、弘中准教授や同学科の学生が立ち会って行った。数値を記録するだけでなく、保育士たちは運動の姿勢やボールの扱い方などにも留意して動きを観察した。
春の測定を終えると、全園がそれぞれの保育環境に合わせて運動遊びを実践。秋に行う結果と比較し、アンケートなども利用しながら来年度に研究成果としてまとめる。

 

カテゴリー:教育・文化2014年5月20日

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