市の学童保育児童数、初めて1600人超え

宇部市の学童保育児童数が今年度、初めて1600人を突破した。事業が法整備された1998年度と比べ3・7倍。少子化の一方で核家族や共働き世帯は増えており、主対象の小学1~3年生の約4割が利用している計算だ。今や家庭生活の維持に欠かせない事業となっている。

学童保育は、保護者が働いているなど昼間家庭にいない低学年の子供たちを、放課後や休業日に預かり、遊びや生活の場を提供して、健全育成を図る事業。市内でも〝カギっ子対策〟として以前から取り組む地域があった。きちんと法整備された98年度時点は、16カ所で437人を預かっていた。
利用児童は2001年度から毎年100人単位で急増し、04年度に1000人、07年度には1500人を超えた。その後は、ほぼ横ばいだったが、ここ3年はじわりと増え、過去最多を連続更新している。今年度は1621人(1日現在)に上る。
保育の実施主体は市。運営は、かつて各校区の社会福祉協議会や学童保育運営協議会に委託していたが、事務作業の増大、指導員の雇用形態の相違、責任の明確化などの課題があり、法人格を持った民間団体へ全て切り替えた。
今年度は16団体が、ふれあいセンターや市民センター、小学校の余裕教室、保育園など48カ所で事業を展開している。西岐波、小羽山、川上には既に学童保育の専用施設がある。上宇部と黒石も新設中で、6月には完成予定。利用者のニーズに応え、サービスも向上している。今年度から長期休暇中の保育開始時間を30分前倒しし、原則8時からとした。終了時間は18~19時とまちまちで、保護者からは延長を望む声も出ている。

カテゴリー:教育・文化2014年4月16日

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