山陽小野田市歴史民俗資料館で「硫酸瓶の歴史」展

山陽小野田市歴史民俗資料館(若山さやか館長)で11日、「硫酸瓶」の歴史をテーマにした企画展が始まった。かつて市内で盛んに作られた経緯を、物品31点と写真パネル12点で紹介している。3月24日までで、2月22日には記念講演会が行われるほか、学芸員によるギャラリートークも計3回実施される。

硫酸瓶は、硫酸の輸送や保存に用いられた赤茶色の陶製瓶で、口部分をねじ式のふたでふさぐ構造が特徴。日本舎密製造会社(現・日産化学工業)による硫酸製造に伴い、1893~1960年ごろに主として旦地区で製造された。最盛期には全国シェアの7割を占めたという。

硫酸瓶の現物(高さ50㌢、直径33㌢)、口部分にねじの溝を付けるための道具「ねじ切り」(市指定文化財)などを解説とともに展示。製陶所の外観、船積み作業などの古写真もある。

若山館長は「硫酸瓶を知らない市民が次第に増えており、一大地場産業として栄えた歴史を多くの方に知ってもらえれば」と話している。

開場時間は午前9時~午後5時。期間中の休館日は毎週月曜日と15日、2月12日、3月21日。

記念講演会は、2月22日午後1時半から市中央図書館で開かれる。元梅光学院大教授の渡辺一雄さんが「小野田の陶業―須恵器生産と硫酸瓶の製造」と題して話す。定員80人で先着順。2月8~21日の開館日に、資料館(電話83―5600)に申し込む。

学芸員によるギャラリートークは、19日、2月10日、3月3日。時間はいずれも午後1時半から。申し込み不要。

カテゴリー:教育・文化2019年1月11日

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