山陽小野田市学校給食センターが完成

山陽小野田市教育委員会が、安心安全でおいしい給食の提供を目指して同市の大塚工業団地内に建設していた市学校給食センターが完成し、2学期からの運用開始を前に8日から設備の試運転が始まった。28日の登校日に合わせて総合リハーサルを行い、児童・生徒、教職員のための約5300食を作る。

市内の18小・中学校のほとんどの給食施設が老朽化し衛生上の安全基準が満たされないことから、対策が求められていた。最終的にセンター方式を採用し、市内の全小・中学校に一括して給食を提供することになった。

2015年度からの4か年度事業として26億7000万円で整備。建設工事は16年11月に始まり、今年7月末に完成した。

ポリテクセンター小野田の跡地に鉄骨2階建て(延べ床面積約3000平方㍍)を建設。食品衛生管理の国際基準HACCP(ハサップ)に準拠した施設。1階には調理場、ボイラー室や事務所が入り、2階は研修室や調理室、休憩所などがある。

宇部市や岩国市が4000食提供の給食センターを整備しているが、同センターは5500食と県内最大規模となる。給食調理員は34人。

15㌔を炊くことができる炊飯器が60基、容量800㍑の釜が10基ある。卵や牛乳などにしか対応しないアレルギー食が主流だが、ここではアレルギー食専用調理室を設け27種類のアレルギー源に対応。しかも除去ではなく、減った栄養分を他の食材で補う代替食を提供していく。

8日から10日に行う試運転では300~500食だが、次回の21日から24日の試運転では製造数を増やし3500食を作る。本番を想定した28日の総合リハでは「麦ご飯のカレーライス」「海藻サラダ」「牛乳」の献立を出す。

地産地消に関しては市内産の1等級コシヒカリを米飯に使うなど、これまで通り市内産、県内産の食材を優先的に調達する。

一方、2学期から運ばれてくる給食に対応するために市内の小・中学校では給食室を配膳室に改装する工事を行っている。センター方式導入により子どもたちには調理風景を身近に感じられなくなるが、各校に食育支援員を配置して配膳補助だけでなく食育の支援を行っていく。

井上岳宏市学校給食センター所長は「温かいものは温かく、冷たいものは冷たく食べることができるようにするなど配送対策も徹底。食に関するさまざまな企画を通し食育や情報発信に努めたい」と話した。

カテゴリー:行政,教育・文化2018年8月9日

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