山陽小野田市の学校支援ボランティア増える

山陽小野田市内の小・中学校で「学校支援ボランティア」が増えている。昨年度末までの登録者数は1392人。支援内容を6項目別にみると、ここ4年間で理科、家庭科などの授業を補助する学習支援の担い手が倍増。学校で子どもと地域の大人が接する機会が確実に多くなっている。 ボランティアの募集は市教育委員会が、学校支援地域本部事業として推進。人間関係が希薄になる中、一人一人に応じたきめ細かな教育、地域のつながりを強化を促すのが狙い。
市内すべての小・中学校が足並みをそろえて募集を始めたのは、2013年度から。地域住民、保護者、高校生などがこれに応じて学校ごとの支援組織に登録。学校から依頼を受けた際、経験と知識を生かしながら無理のないボランティア活動をしている。
登録者は14年度に971人を数え、さらに昨年度末までに421人が加わった。項目別の登録者は環境整備500人、学習支援456人、登下校の見守り258人、読み聞かせ196人、日常的な見守り159人、部活動27人の順。
特に学習支援は各学校の特色を反映しており、主な内容は実習科目での授業支援、準備と片付け、助言。この他高校入試の面接指導、職場体験先の検討などで学校内外のつながりを創出している。草刈りや校舎の修理を行う環境整備は4年で1・5倍に増加したが、まだ不足の声が聞かれる。
高千帆中(笹村正三校長)では昨年度、60、70歳代を中心とする62人が延べ222日活動した。同校独自の「たかちゅう土曜教室」では週末に生け花、マジック、茶道などの技を伝授。16年度以降はボランティアが理科の実験器具の片付けを担当。授業の質向上、教員の負担軽減につなげた。
市教委では「増え続ければいいが、将来的には人口減少による担い手不足が考えられる」としながら「公民館講座の受講生に学校行事への参加を募るなどして、生きがいを感じるといった支援する側のメリットもPRしたい」とした。

 

カテゴリー:教育・文化2018年6月11日

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