山陽小野田が全小・中にエアコン設置へ

山陽小野田市教育委員会は市内の全小・中学校18校、松原分校と市立埴生幼稚園の普通教室にエアコンを設置する。9月定例市議会で調査費1296万円が承認され近く実地調査に入る。来年度、実施設計を行い早いうちに工事に着手する。

実地調査は各校の現状を把握し、エアコン設置に当たっての熱源方式(電気、ガス)や工事方式(買い取り、リース、民間資金活用による社会資本整備=PFI)を比較検討。導入費用やランニングコストを算出し、今年度末までにその学校の整備に適した方式を選定する。

調査結果を基に来年度、実施設計を行い、財源が確保でき次第、工事に掛かる。事業費の3分の1は国からの補助(リース形式の場合は対象外)を活用する。

市教委は3年ごとに普通教室の7、9月の温度調査を行っており、直近の2017年度調査では室温30度を超えた日が32・2%と3日に1日あった。月別では7月が49・3%、9月が10・5%となっている。

文部科学省は学校環境衛生基準で定める普通教室の望ましい温度を「10度以上、30度以下」だったのを今年4月に「17度以上、28度以下」に見直している。

市教委では暑さ対策として、これまでに小学校普通教室に4台ずつ、中学校に2台ずつ扇風機を置き、グラウンドに出る昇降口にミストシャワーを設置。体育館に熱中症の危険度が分かる温度計を付けているほか緑のカーテン、日よけネットなどで強い日差しを遮っている。

ソフト面でも猛暑の今年、水分補給を徹底し、2学期の第1週を午前中授業にしたり、中学校ではこの期間中、体操服での登下校を認めた。

エアコン設置推進については市議会でもたびたび取り上げられていたが、概算で約6億円もの財源が必要であることから、今年の3月定例会では「19年度に策定する市学校施設整備計画の中で検討したい」と答えるにとどめていた。

県内では岩国市が17年度までに普通教室に設置を終えている。美祢市は18年度夏に小学校に設置を終え今後、中学校にも設置していく。山口市は19、20年度に設置予定。宇部市は21年度までの設置を目指し実地調査を始める。

カテゴリー:行政,教育・文化2018年10月4日

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