山大工学部福利厚生棟の照明がLEDに

山口大工学部の福利厚生棟にあるクリエイティブラウンジの照明が、省資源・省エネルギーの高発光効率の発光ダイオード(LED)に切り替わった。同大大学院理工学研究科の只友一行教授の研究室による研究成果を活用した取り組みで、爽やかな色合いの光が学生たちにも好評だ。

2009年度から産学公で取り組んでいる文部科学省の知的クラスター創成事業「やまぐちグリーン部材クラスター」の一環。「世界一明るいLEDの開発」を掲げ、独創的なサファイア加工基板を用いて超低消費電力のLEDの開発に成功した。サファイアを材料にした基板表面上に、特殊な凹凸をつけることで発光層が放つ光を効率よく取り出せるというもの。
照明の切り替えに当たり、サファイア基板の加工と薄膜結晶成長(エピタキシャル)は研究室で行い、部材の組み合わせ、製品化には地元のクラスター参加企業が携わった。約100個のチップを組み合わせて1対の白熱照明を作り、これをラウンジに34灯設置した。
色は蛍光体の配合で自在に設計できるが、学生のミーティングや学習といった用途に合わせ、爽やかな色合いとなる色温度(5000ケルビン)の昼白色にし、落ち着いた雰囲気を醸し出す明るさの調整にも工夫を凝らした。
只友教授は「開発には学生たちの研究成果も生かされている。大学で作ったものを大学内に設置したことに価値がある。LED照明の活用による省エネ対策に取り組むとともに、研究成果で社会に貢献していきたい」と語った。

カテゴリー:教育・文化2013年10月9日

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