山口東京理大「薬学部」認可、地元は期待感

山陽小野田市と山口東京理科大は1日、同大の薬学部設置が認可されたことを受けて、市役所で合同会見を開いた。藤田剛二市長と同大の池北雅彦理事長が来年4月の開設に向けて、地域のキーパーソン育成への抱負、知的資源を生かした地域活性化と産学官連携への展望などを述べた。

8月25日付で文部科学省大学設置・学校法人審議会で認可を可とする答申がなされ、同29日に文科大臣による認可を受けた。同大は公立大学法人として3月16日付で学部増設申請を文科省に提出していた。

藤田市長は「他県から人口が流入し、県内からの若者の流出が抑えられればと思う。全国から集まった学生が山口と薬学関連の企業に親しみ、県内で活躍することを期待している。学部の特性と知的資源をまちの活性につなげたい」とあいさつした。

池北理事長は「介護や医療を必要とする高齢者が増える中、地域での薬剤師の役割が大きくなっている。全員が薬剤師に合格できるように体制を整え、問題を自分で発見して解決し、地域住民の健康寿命増進に寄与するような人材を育成したい」と抱負を述べた。

同学部では、特に予防医学で重要となる統計教育を充実させることで、創薬や医療・臨床行為はもちろん、病を未然に予防して地域に貢献できる薬剤師を育成。使命と役割に「地元健康産業の活性化」「地域住民の健康寿命の延伸」「安全・健康、持続的な社会の創生」を掲げた。地域向け講座も充実させたいという。

同学部は薬剤師免許が取得可能な6年制。来年度の1学年定員は120人。11月の推薦入試で30人(市内5人、県内20人、指定校5人)、来年3月の一般入試中期日程で90人を選抜する。教員陣54人は3年目の2020年までに全員が着任する。

カテゴリー:行政,教育・文化2017年9月2日

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