小野中と厚東中の統合を計画

宇部市教育委員会は生徒数の減少する小野中と、厚東中との統合計画策定に来年度から着手する。昨夏、中学生以上の小野校区民を対象にアンケートを実施したところ、統合については「通学手段など条件が整えばやむを得ない」を含め、承諾する人が7割を超えた。この結果を踏まえ、小野中の適正配置に係る関係校区協議会はこのほど、市教委の方針通り、来年度からの策定開始を追認して解散。市教委は早々に新組織を立ち上げて、具体的な検討に入る。同校の来年度の生徒数は、18人の見込み。

同協議会では2011年7月から先月まで、9回にわたって望ましい教育環境を話し合ってきた。12年2月には小・中学生、未就学児の保護者と小野中の生徒に対するアンケートを実施している。
市教委は同年5月、「教育の機会均等や生きる力を育む教育環境の観点から、生徒数が20人以下になると予測される14年度をめどに、厚東中との統合計画策定開始」の方針を提示。保護者や地域住民を対象に5回の説明会を開いた。この中で出た意見を踏まえ、校区民の意向を集約するため、改めて中学生以上全員と50歳代以下の転出者を対象に、アンケートをすることにした。
調査は校区自治会連合会の協力を得て、昨年8月に実施。校区民の回収数は814人(59・9%)で、統合は必要ないが20・0%、必要と思うが15・0%、将来必要が16・2%、条件が整えばやむを得ないが43・5%だった。
統合が必要な理由(複数選択可)は▽さまざまな個性を持つ友達と触れ合える▽競争心が芽生え、学習意欲が高まる▽社会性や協調性を身に付ける機会に恵まれる│の順で多かった。
自由記述では「地域が衰退し過疎化が進む」「伝統の紙すきなどを残して」「人数の多い学校との統合を希望、山口市への通学を可能に」などの意見もあった。
校区出身者は121人から回答を得た。統合は必要ないが23・1%、必要は9・9%、将来必要は12・4%、やむを得ないが52・9%で、校区民の意向と大差なかった。将来、小野に住みたいかの問いには「条件が整えば」を含め「住みたい」が6割に上った。

カテゴリー:教育・文化2014年2月7日

石炭都市宇部市の起源
写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ