小野中でNIE授業

新聞を教材として活用するNIE(教育に新聞を)の公開授業が1日、小野中(原野眞治校長、19人)で行われた。3年生8人の道徳の授業で、テーマは「人権教育」。生徒は最近話題のニュースを扱った記事を読み、互いに意見交換しながら物事の本質を見極める力を磨いた。
使用した記事は「都議会セクハラやじ」「長崎語り部に暴言」の2種類。感じたことをホワイトボードに書き込んで先生や他の生徒に披露し、周囲の意見も参考にした。〝何が暴言を言わせたのか〟という事実の根底を探ることで、いじめなどの身近な問題にも向き合っていた。
教壇に立った河村宏子教頭は新任当時から新聞を取り入れた教育に力を入れており、今年4月に同校に赴任してからも自身が担当する家庭科などの授業でNIEを実践している。3年生の道徳で行ったのは2回目で、前回は沖縄県の戦没者慰霊の日の記事を使った。
河村教頭は「新聞には1日で何万人もの人生が語られている。書かれていることだけに流されるのではなくて、自分はどうするべきなのか見極めて」と語り掛け、生徒たちが真剣な表情で聞いていた。
悩みながらも自分なりに答えを模索していた田中祥子さんは「軽い発言が人を傷つけ、いじめの雰囲気を助長するということが分かった。本質を見抜く力を付けるため、もっと新聞を読むようにしようと思う」と語った。

カテゴリー:教育・文化2014年7月2日

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