小学校運動会、3校が1学期に

運動会シーズンに異変!? 小・中学校の運動会といえば秋が定番だが、今年は宇部市内の小学校のうち3校が春に実施する。2校は体育館の建て替え工事に伴い、日程を前倒し。1校は熱中症対策と行事の分散化を図るため、試験的に取り組む。来年度以降は、秋から春へ移行する学校が続出するかもしれない。
春開催の増加は、全国的な傾向。週5日制の導入で授業時間が減り、都市部を中心に急増した。山口県教育委員会学校安全・体育課によると、県内でも5年ほど前から文化行事や修学旅行の重なる2学期を避け、春に変更する学校が出始めた。山陽小野田市の小学校では、約半数が春に切り替えている。
東岐波小(大本学司校長、736人)と原小(中村達実校長、264人)は、6月からの着工を前に、25日に開催する。原小では21日、全校で応援合戦や綱引きの練習に取り組んだ。「昨年までは熱中症が心配で、休憩や水分補給が欠かせなかった。今の時期は暑さが厳しくないので、子供たちも練習後の疲労感が少なく、後の授業にも集中している」と先生たち。ただし5、6年生の表現種目(組み体操)は「内容をじっくり吟味する時間が無かった」という問題点も挙げた。
翌週の6月1日に予定している上宇部小(今鶴勇二校長、653人)は、教職員から提案があり、昨年11月ごろからPTAや学校運営協議会と話し合って、変更を決めた。2学期は、市音楽祭や5年生の野外宿泊活動など大きな行事が目白押し。その上、近年は残暑が厳しく、練習でぐったりする児童もいた。
開催日については、PTAの会合や学校通信などで周知を図った。本格的な練習開始はゴールデンウイーク明けから。「学級ができて間がなく、クラスや学年のまとまりは心配だが、これを逆手に取り、練習を集団づくりに役立てたい」と先生たち。問題なければ、来年度以降も春に実施する方針。校長会などで、他校にも様子を伝えることにしている。

カテゴリー:教育・文化2014年5月22日

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