宇部高専がETロボコン全国大会へ

走行ロボットを制御するプログラムの設計・開発技術を競い合う「ET(組み込み技術)ロボコン2013」の中・四国大会はこのほど、広島県福山市であり、今回新設されたパフォーマンス重視のアーキテクト部門で、宇部高専のETロボコン同好会が優勝した。同校は昨年まで、品質を競うデベロッパー部門を2年続けて制しており、11月に神奈川県横浜市で開催される全国大会に3年連続で出場する。
工業製品などをコントロールするコンピューターソフトウエアの技術者育成のため、社団法人組込みシステム技術協会が実施している大会。ロボットのデザインと機能性を総合的に競う一般的なロボットコンテストと異なり、ETロボコンは「規定の走行ロボットを自律して走らせるプログラムの出来」だけが評価される。対象は高校生以上ながら参加の半数を企業が占めている。
昨年までは、坂道やシーソーなどの障害が設けられたコースを速く、正確に走らせるプログラムの設計思想、課題解決力、品質を審査するデベロッパー部門だけだったが、今回から「すごい!と思わせる製品企画力」をキーワードにプログラムの企画力、パフォーマンス性、驚き度で順位を決めるアーキテクト部門が設けられた。
中・四国大会には、デベロッパー部門に20チーム、アーキテクト部門に3チームがエントリーし、それぞれ全国出場の1枠を目指した。宇部高専は昨年まで、制御情報工学科が〝卒業制作〟の一環で参加していたが、今年は同科の学生ら15人が4月に立ち上げた同好会がチャレンジ。デベロッパー部門は惜しくも優勝を逃したが、アーキテクト部門は「勇者が、魔王に誘拐された姫を取り戻す」ストーリーに沿ったプログラムの拡張性が高く評価された。
顧問の田辺誠・制御情報工学科准教授は「学生たちが自由な発想を確実なパフォーマンスにつなげようと頑張った成果。中・四国大会で明らかになった問題点を改善し、全国大会では審査員をもっと『すごい!』と言わせたい」と話していた。

カテゴリー:教育・文化2013年9月25日

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