宇部興産学術振興財団の奨励賞贈呈

宇部興産学術振興財団(代表理事・田村浩章宇部興産会長)の第54回学術奨励賞の贈呈式は11日、ANAクラウンプラザホテル宇部であり、宇部出身で順天堂大医学部の綿田裕孝教授(48)ら10人に学術奨励賞、山口大大学院医学系研究科の佐古田幸美テニュアトラック助教に渡辺記念特別奨励賞が贈られた。
同財団は宇部興産の初代会長を務め、医師でもあった故・渡辺剛二さんの遺志により、1959年10月に設立された。学術研究を幅広く奨励し、援助金を贈って研究者を支援している。学術奨励賞は100万円、医学部門の若手研究者が対象の特別奨励賞は120万円。
今回は134人から応募があり、選考委員会(委員長・植村榮京都大名誉教授)、理事会を経て受賞者を決めた。内訳は医学分野5人、有機化学分野2人、高分子分野2人、無機化学、電気電子分野が各1人。平均年齢は39歳と若手が多く、女性研究者2人も選ばれた。受賞者総数は261人になった。
贈呈式では、田村代表理事が研究者一人一人に賞状を手渡し、今後の活躍に期待を寄せた。研究課題「ヒトIAPPによる膵β細胞傷害機構の解明(2型糖尿病の主原因である膵β細胞不全の病態解明研究)」で受賞した綿田教授は「本当に励みになる。糖尿病の改善に貢献していきたい」と語った。この他の研究者も伝統ある賞を受けた喜びを語り、各専門分野での精進を誓った。
この日は、京都大iPS細胞研究所の高橋和利講師による特別講演「iPS細胞の展望」もあった。
受賞者は次の通り。(敬称略)
▽学術奨励賞=綿田裕孝(順天堂大医学部教授)田中一生(京都大工学研究科助教)岩崎孝紀(大阪大大学院工学研究科助教)袴田昌高(京都大大学院エネルギー科学研究科助教)山田陽一(山口大大学院理工学研究科教授)柳井亮二(同医学系研究科講師)藤田健一(京都大大学院人間・環境学研究科准教授)太田康晴(山口大医学部准教授)若林里衣(九州大大学院工学研究院助教)堀江真行(鹿児島大共同獣医学部付属越境性動物疾病制御研究センター特任助教)▽特別奨励賞=佐古田幸美(山口大大学院医学系研究科テニュアトラック助教)

カテゴリー:教育・文化2014年6月12日

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