宇部興産チャリティーで日フィルコンサート

VIVA!クラシック・第6回宇部興産グループチャリティーコンサートは13日、宇部市の記念会館で開かれ、1350人の聴衆は、国内外で活躍する藤岡幸夫さん(関西フィル管弦楽団首席指揮者)の指揮の下、日本フィルハーモニー交響楽団が奏でるブラームスの名曲に聞き入った。宇部興産(竹下道夫社長)主催、渡辺翁記念文化協会、宇部好楽協会共催。

コンサートは、音楽を通じてより一層、宇部の文化振興につなげようと、同社が2008年から毎年実施している。入場料収入は全額、地域の音楽文化向上のために寄付する。日フィル側も「コンサート、教育プログラム、地域活動」を盛り込んだ大きな看板公演なのだという。
ベートーベン、メンデルスゾーンの作品と並ぶ「バイオリン協奏曲」は、交響的で重厚な響き、独奏楽器を突出させないバランスなど、ブラームスの個性が存分に表現されているという。演奏では、世界のバイオリン界をリードする渡辺玲子さんをソリストに迎え、迫力のステージとなった。完成までに20年の歳月を費やしたという「交響曲第1番」も、力強い序奏からオーケストラの響きを存分に楽しませた。
通常のオーケストラ公演とはひと味違うオリジナルプログラム。開演にあたり、指揮者によるトークや楽曲紹介などもあった。ひとたび演奏に入ると、エネルギッシュな指揮と迫力ある演奏を披露。「ハンガリー舞曲第4番」でアンコールに応え、客席からは割れんばかりの拍手が送られた。
公演前にはゲネプロ(総リハーサル)が公開され、市内の小学6年生と中学生、宇部総合支援学校に在籍する小・中学生、保護者ら550人が無料招待された。本来は非公開だが「より多くの子供たちに音楽に触れてほしい」という同社の要望に同楽団が応えている。児童・生徒は本番前の緊張感みなぎる最終調整を見学した。音響メーカーの協力を得て「音響体感システム」を使用し、聴覚障害児5人が音響を振動で感じた。

カテゴリー:教育・文化2013年10月15日

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