宇部現代美術展に合わせてパネル討議

宇部現代美術展「フィールド・オブ・ドリームス―Field of Dreams」に合わせ、ときわミュージアムで11日、パネルディスカッションが開かれた。作家ら4人が活動状況を紹介し、現代アートと地域資源の融合による、まちの魅力創出について討議した。

市文化創造財団(理事長・久保田后子市長)の主催で、パネリストは、作家の原井輝明さん(宇部市)と中野良寿さん(山口市)、山口大人文学部教授の藤川哲さん(同)、フリー学芸員の花田伸一さん(福岡県北九州市)。司会進行は、作家の森秀信さん(同)が務めた。

テーマは「地域におけるアートの役割」で、約50人が聴講した。11年前から、商店街の空き店舗のシャッターに絵を描く活動を展開している原井さんは、「自分たちは描きたい場所を探していた。仕事ではないので空き時間に作業し、近所の人からお茶の差し入れもあった」と当初を振り返った。

「部活動のような乗りだったが、3年前から市が『まちなかアートフェスタ』を開催。そのヒントになったのでは」と指摘。「少しずつ社会性を持ち始め、活動しやすくなった」とも語った。

「ボランティアなので、メンバーの定着や資金の安定に乏しい」と課題。まちおこしをしている友人に誘われ、昨年は宇部市出身の映画監督・庵野秀明さんが手掛ける人気アニメ「エヴァンゲリオン」を題材にしたシャッター壁画にも取り組んだ。「無人駅の多いJR宇部線の駅アートの話もある。活動開始から10年を経た今は、過渡期」などと認識を語った。

同美術展は、山口県と北部九州の現代美術作家7人による交流企画展。ミュージアムと、ときわ湖水ホールで15日まで開催している。

 

カテゴリー:教育・文化2015年2月12日

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