宇部市立図書館の「なかよし絵本ひろば」好評

宇部市立図書館(佐野恵子館長)の「なかよし絵本ひろば」が好評だ。赤ちゃんに絵本を贈るブックスタート事業に続き、子どもと本とのつながりを維持しようと、昨年5月から開始。毎月1回、館内施設を開放し、読み聞かせや絵本の紹介、専門職によるミニ講座・相談を繰り広げている。

対象は3歳以下の乳幼児と保護者で、毎月第3水曜日の午前10時半から。最初の15分間は、1階の「おはなしのへや」で読み聞かせ。同館の司書らが、手遊びを交えて来場者の月齢に合わせた絵本を4、5冊選んで読む。

その後は2階の和室に移動し、茶話会や、日によっては保育士による童歌遊び、歯科衛生士の歯磨き講座、保健師の乳児身体計測・育児相談、司書の読書相談などがある。初年度は読み聞かせに毎回20組程度、後半のサロンは延べ125人が参加した。

今年度最初の19日は、9組の母子が集まった。女性司書2人が「バナナです」「サンドイッチサンドイッチ」「はらぺこあおむし」「わ」を読み、別に20冊ほどお薦め絵本を並べて紹介。ロングセラー、新刊、動物などの科学絵本、図鑑、ことば遊びと幅広いジャンルを心掛けており、母親向けの育児本や実用的な子どもの散髪の本を取り上げたこともある。

石田美幸さん(28)=東岐波長原=は夫と協力し、長男の浩一ちゃん(1歳3カ月)が寝る前に読み聞かせをするのが日課。「赤ちゃん連れで来館するのは、ちゅうちょするが、ひろばは気兼ねがない。参加したときは、目いっぱい毎回16冊借りて帰る」と言う。

伊藤弓子さん(39)=黒石北3丁目=は、友人に誘われ長女の実乃(みのり)ちゃん(1歳11カ月)を初めて連れてきた。大の本好きで、普段から絵本に限らず雑誌などをペラペラめくるのに夢中。この日も「おとなしく、読み聞かせに反応していて良かった。親子で楽しめた」と満足していた。

ひろばを機に赤ちゃんの利用者カードを作り、たくさん借りる人は多い。佐野館長は「子育て中の親子が気軽に集えるサロンをきっかけに、絵本や図書館に親しんでほしい」と期待する。

カテゴリー:教育・文化2017年4月20日

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