宇部市の中学校で部活動指導員の派遣始まる

宇部市は1日から、七つの中学校に部活動指導員10人を派遣し始めた。現場の先生からは「技術的なことを教えてもらえて助かる」「業務と重なっても、指導や引率を任せられるので安心」など歓迎の言葉が出ている。市中学校体育連盟は15日の理事会で、指導員を監督として認める見通し。従来は、コーチ登録した外部指導者のベンチ入りはできても、監督は教員に限っていた。

指導員は学校非常勤職員の身分で、担当教員と連携して部活動の実技指導、安全指導などを担う。単独での指導や大会引率も可能。生徒にとっては競技力・技術力の向上を望め、教員の業務負担軽減にもつながる。

川上中(豊島正行校長、301人)には、女子バスケットボール(19人)の部活動指導員として、西村和也さん(46)=西岐波ハーモニーヒルズ=が派遣されている。西村さんは中・高校とバスケ部で、川上小のミニバスを1年間指導。部員に請われ、次女がOBという縁もあって、川上中の同部も5年前からボランティアで指導してきた。

今年度から顧問となった能美三枝子先生(52)は、競技経験ゼロ。教務主任にもなり、業務が増す中、心強い助っ人に感謝している。

西村さんは部員と顔見知りということもあり、1日に早速1人で指導。2日はシュートにつなげる動きなどを教え、試合形式の審判もした。3日は桃山中での練習試合に引率する。

3年の星田陽帆(はるほ)主将は「分からないことは実際にやってみせてくれるので、理解しやすい。冗談も言って、バスケ以外のことも話題に上る」と言う。練習試合の増加に期待している。

青果卸業で時間が許す限り平日、週末を問わず部活動に関わってきた西村さん。身分は変わっても「やることは変わらない。勝つことよりも、バスケを通して、あいさつや気遣いなどの生活態度を養ってほしい」と抱負。指導員の活動では「単独引率時に部員がけがをした場合の対応などが不安。マニュアルが欲しい」と話していた。

カテゴリー:教育・文化2017年6月3日

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