夏休みジュニア科学教室スタート

第26回夏休みジュニア科学教室(同実行委員会主催)は22日から始まった。初日は宇部興産有機化学研究所であり、宇部市内と近郷の小・中学生28人が最先端の燃料電池を作ったり、マグネシウムを組み合わせた電池でミニカーを動かしたりして、電気や電池の仕組みを学んだ。

この日のテーマは「電池を作ってみよう!誰の電池が一番かな?」。同社の先端エナジーマテリアル開発センター長で理学博士の安部浩司さんらが講師を務めた。子供たちは六つの班に分かれ、同センター社員の指導を受けながら実験に取り組んだ。
手回し発電機で電気を発生させるための運動エネルギー、火力や水力、原子力、波力、地熱などの発電の仕組みについて理解を深めた。燃料電池は、炭にアルミ箔(はく)を巻き付けた電極を、重曹を溶かした水に入れ、電気を通して水素と酸素を発生させた。燃料電池が発光ダイオード(LED)ライトを点灯させると、歓声が上がった。
講師数人が身近な材料を使って人間電池になり、電子オルゴールを鳴らすデモンストレーションもあった。子供たちは保護手袋と安全眼鏡を付けて実験し、科学者気分を味わった。探究心をくすぐる「おもしろ実験」が続き、質問したり、分かったことをノートに書き込んだりしていた。
同教室は、子供たちに科学の大切さを実感する貴重な機会の提供を目的とした産官学連携団体による独自の教育企画。8月22日までの期間中に、県内の大学や高専、企業の研究室、工場など17会場で工夫を凝らしたさまざまなプログラムが行われ、小・中学生約600人が参加する。
この日は開講式もあり、実行委員会の浜本義彦委員長(山口大工学部教授)が「実験を通じて理科が好きになり、しっかり勉強して深い知識や高いレベルを目指してほしい」と、次代の科学者、技術者にエールを送った。

 

カテゴリー:教育・文化2014年7月22日

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