厚狭高生が「宇宙食」を試作

昨年夏からオリジナル宇宙食の開発に取り組んでいる厚狭高(徳田充校長)の総合家庭科の1、2年生50人が20日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の職員らに宇宙食をお披露目した。アドバイスをもらい、今後の改善点を話し合った。

宇宙食への採用を目指した取り組み。宇宙食に適した食べ物を考える昨年8月の講座に続いて実施。宇宙食の種類が少ない和食をテーマに、食べる人の気持ちと船内の環境に配慮したレシピの研究を重ねてきた。

披露した宇宙食は古里の郷土料理にちなんだ「けんちょうコロッケ」と「寝太郎餅」、非常食を組み合わせた雑煮とふぐ雑炊の計4品。講師に招いたJAXA宇宙飛行士健康管理グループの野上和真さん(28)に、考案した生徒が材料や調理方法、今後の課題を伝えた。実際に試食して味と食感、匂いを確かめ、全員で気付きや改善点を出し合った。

大西花和さん(2年)ら3人のグループは「地元ゆかりの菓子を宇宙へ」との思いを込め、かつて厚狭の菓子店で売られていた寝太郎餅を宇宙食として再現。保存期間を延ばすためフリーズドライ加工するが、あんこと求肥の柔らかい食感を残そうと試行錯誤したという。

野上さんは「生活の質を高める、おいしい宇宙食ばかり。食べたときに船内での飛散を抑え、保存期間を1年以上に延ばす工夫を」とアドバイスした。大西さんは「調理方法や材料を厳選することで、おいしく食べてもらえるようにしたい」と話した。

宇宙に関する講座は、県教育委員会とJAXA宇宙教育センターが昨年3月に交わした覚書に基づくもので、今年度は県内の小・中・高校計6校で実施された。

カテゴリー:教育・文化2018年2月21日

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