厚狭准看で移植医療講演会

山陽小野田市の厚狭准看護学院(河村芳高学院長)の1年生23人を対象にした講演会「移植医療といのち―話そう、大切な人と」は31日、同学院で開かれた。県臓器移植コーディネーターの熊野佳美さんから移植医療の現状や課題を聞き、臓器移植という重いテーマを通じて、それぞれが命について深く考えた。

熊野さんは、2010年の臓器移植法の改正により、本人の意思が分からない場合でも、家族の判断で臓器提供が可能になったことを説明。「突然の身内の死を前に、家族が迷ったり悩んだりしないためにも、日頃から臓器提供意思の有無を形として表示しておくことが大事」と呼び掛けた。
さらに「自分がどういう最期を迎えたいかを家族と話し合うことは、家族の自分に対する思いを聞くきっかけにもなる」と述べ、命について家族と話す大切さを訴えた。
講演の合間には、グループワークで臓器移植について話し合った。
配偶者と話し合ったことがあるという石原安英さん(28)は「以前に嫁と話し合った時は反対されたが、もう一度、話してみようと思う」と話し、徳重めぐみさん(41)は「自分の子供がもしそうなった時に、臓器提供に踏み切れるかはすごく考えた」と率直な感想を述べた。
新谷莉子さん(21)と芝田咲さん(19)は「自分の意思を家族に伝えておく必要性や話し合うことの大切さはすごく感じたが、その機会を持つ難しさも感じる」と話した。

カテゴリー:教育・文化2013年11月1日

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